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日々の感動を綴る


by ちえ窓
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思いやる心

市内天徳寺住職、石橋老師 77才による 法話を聞かせていただく機会がありました。
思いやりよりももっと深い「思いやる心」と題して

仏教では、四摂法という布施行がある
一、布施  財施(形あるもの)
       法施(形のないもの)→ 無財の七施
一、愛語施 優しい話し方、挨拶などの言葉
一、利行  他人の為に行う 人助け
一、同事  相手の気持ちになって言葉を出す

あげるものが何にもなくても布施行はできるよ
無財の七施
一、慈眼施 慈しみの目
一、和顔施 優しいにこやかな顔 (^_^)
一、愛語施 言葉の施し
一、捨身施 自分の身を捨てても他を助けるということですが、今の時代には当てはまりません。
一、心虜施 共に喜ぶ
一、床座施 お客さんが来た時座布団を出す 席を譲る
一、房舎施 (夕立ちが来たら)軒先をどうぞ、 縁側に(お茶でも)どうぞ、部屋を貸す

人を思いやって行動する時、自分の心が清浄でなければならない
清浄でないと、あの時こうしてあげたのにになってしまうから。
良いことをした側が「させてもらって ありがとう」という気持ちが大切

今日のお説法で一番大事な事は、最後の一行かと思いました。
とても実践できませんが、そんな気持ちで布施行をしたら してあげたのになんて思わないですね。
今から2600年前のお釈迦様の教えが今も絶えることなく脈々と受け継がれています。
よりよく生きるための知恵の教えですが、今の生活にも通じますね。
思いやる心_c0367054_20340249.jpg

Commented by 山水 at 2015-12-17 09:03 x
さすがにわかりやすくまとめますね・・合掌
「自分の心が清浄」胸に突き刺さります
2600年間もいい伝えられた教えがまだ守られないのは恥ずかしいです
Commented by chie2317 at 2015-12-17 13:09
> 山水さん
教えを守れないのが人間で・・だから教えがあるのかな。
見返りを求めない布施行は、親が子に対するものと似ていますでしょうか。
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by chie2317 | 2015-12-16 20:47 | 習い事 | Comments(2)